これだけは知っておいて欲しい!医療におけるダイエット薬とは

ダイエット薬にまずい使われ方をしているお薬がある

おはこんばんにちわ!サプリマニアの影の薬局店長ゆういです!

本日はボスに代わり巷で流行っているダイエット薬についてご紹介しますね。

今、一部の糖尿病のお薬がダイエットのお薬としてブームになっています。

なぜそのようなことになっているのでしょうか?

それって本当に効果があるの?

カラダは大丈夫?

など、私は気になることがいっぱいです。

そこで薬局のボスを質問攻めしてまとめてみました!

日本には保険医療で使えるダイエット薬があるみたい

日本には保険医療で使えるダイエット薬があるみたい

日本のお医者さんで出してくれるダイエット薬があることをご存知でしたか?

 

ダイエット薬というと語弊がありますが、、、

 

BMIが一定の数値を超えていると肥満を疾患としてみます。

肥満を治療していきましょうってことなのです。

 

その治療において体重を減らす目的で国に認められているお薬は2つだけです。

 

正式な名前は肥満症治療薬のサノレックス錠オブリーン錠です。

ただ、お医者さんでもらえるお薬はほぼサノレックス錠のみです。

オブリーン錠は保険が使えず自費のお薬になるからです。

自費でもやせるために飲みたい!

というと処方はしてくれると思いますが、私は見たことがありません。

 

それ以外はといいますと、、、、

いわゆる副作用を逆に利用したお薬になるんです。

 

え?副作用なの??

 

となりますよね、、、

それではその辺りを少し詳しく見ていきましょう。

 

副作用を利用して体重を減らす!?

副作用を利用して体重を減らす!?

実はお薬の副作用で体重が減っていくこともあるんです。

この副作用を逆に利用してダイエットに活用していることもあります。

 

『体重が減るならいいんじゃない?』

と思うかもしれませんが、そうではないみたいなんですよ。

 

例えば、、、

 

『アドレナリンやセロトニンに作用するお薬』

 

これはいわゆる精神系に作用するお薬です。

こういったお薬の中には、食欲が減るといった副作用があります。

 

そのため、意識的に食事をとらないと少しずつ体重が減ってしまうこともあるんです!

 

この特徴的な作用を利用して実際に肥満治療のお薬を開発されていたこともありました。

しかし、副作用などの問題で最終的に残っているものはないみたいです。

 

ボス曰くこれらの薬は他の副作用が出る可能性が高いとのこと、、、

使わない方がもちろんいいみたいです。

やせたとしてもあまりカラダにはよろしくないのは嫌ですよね。

 

『コレステロールの吸収を抑えるお薬』

 

これは何となくイメージがつきますね。

カラダの中にたまっていくコレステロールを吸収させないお薬です。

 

太る=脂肪分=コレステロールですよね!

そのコレステロールが減るならやせていくのも分かります。

 

実際に「おなかの周りの脂肪を減らすのにコレステロールの薬を飲んだら良い?」

と聞かれることもしばしば。

 

これは良いんじゃないかなぁと思いましたが、、、

これもボス曰くそこまで目に見えて効果はないので飲むほどではないらしいです、、、

残念!

 

『糖分の吸収を抑えるお薬』

 

糖尿のお薬です。

この辺りが巷でスゴイブームになりましたね。

 

昔の糖尿のお薬は単に血糖値を下げるっていうだけだったらしいのですが。

 

最近のお薬は尿から糖分を出させて、その結果体重が減っていくというお薬や、

食欲を減らして、さらに糖分を燃やしていくお薬もあるそうです。

 

これも本来の糖尿のお薬とは違った作用を期待していますね。

 

でも糖尿のお薬には低血糖という怖い副作用があるんです。

リスクと効果を比べるとリスクの方が大きいのかも。

ボス曰く、これは本当にやめた方がいいとのこと、、、

 

『利尿させる薬』

 

カラダの中にたまった水分を尿として出すお薬です。

主に血圧や心臓のお薬として使われています。

 

カラダの中の水分を減らしますので、見かけ上体重は減っていきます

ただこれもとても問題がある使い方です。

 

季節によれば脱水症状になったり、カリウムが上がったりといった問題となることがあるそうです。

 

某国のダイエットサプリにこっそり含まれてましたね。

これはとても大きな問題になしました。

 

ということで、、、

お医者さんで使用されているお薬を使用目的以外で使うのは問題ですね。

お薬の副作用は様々です。

素人が勝手に判断して服用するのはリスクが大きいです。

そもそも日本ではそのような使用目的で普通はお薬を出してはくれません。

でもそのお薬を出してくれるところがあるんですよぉ。

不思議ですよねぇ?ではそのからくりを見ていきましょう。

 

巷で渦巻いている自費診療というハチャメチャな行為

みなさんは『自費診療』という言葉を聞いたことがありますか?

 

私はありませんでした^^;

 

実はお医者さんでの診療には『保険診療』『自費診療』があるんです。

 

保険診療は通常私たちが診てもらってるものです。

3割負担とかあるやつですね。

 

一方、自費診療は治療費全額を患者さんが支払うやり方です。

一般によく知られているのは、検診、ED治療、AGA治療なんかですね。

俗にニンニク注射と呼ばれているのもそうです。

病気の治療というわけではないので国は費用を負担しないということです。

 

その自費診療がダイエット界隈で熱いみたいなんです。

自由診療とも呼ばれています。

先ほどのサノレックス錠も自由診療で販売されています。

一部の糖尿病治療薬もダイエット注射という命名で販売されたりしていますね。

 

ダイエット注射!?と思いますよね。

 

今、自由診療という名目で、様々な医療用のお薬が販売されています。

自由診療というと一般の人には自由に診療ができていいんじゃないと思われます。

でも専門職から見るとお薬の使い方もハチャメチャらしいんです。

詳しく見ていきますね!

 

自費診療なら何でもよい?

自費診療なら何でもよい?

表向きはそうではないみたいですが、、、

実は自由診療って医師が必要と判断すればなんでもあり?みたいなんですね。

 

まぁなんでもありというと少し語弊があるかもしれませんが、、、

 

本来、自由診療は治療の選択肢の1つとしては必要なものらしいんです。

日本ではまだ認められていない海外のがんの治療法とか。

EDやAGAの治療なんかもそうです。

国が負担金を出さない治療法だけれど自分で払うならいいよと。

 

でも巷で行われているのはまさにこれを逆に利用したやり方なんです。

食欲抑制薬や糖尿病治療薬をダイエットに利用したり、、、

保険で国が絡まないから色々とややこしいことにはなりにくいみたいですね。

だって自分たちでお金を払っているんですからね。

まさに自由診療!?

 

でも自費だから、

お医者さんだから、

どんな薬でもどのような使い方でもOKという風潮はあまりよくないと思いますね。

 

基本的にお医者さんはなんでもあり!?

基本的にお医者さんはなんでもあり

医療業界でのお医者さんのヒエラルキーは突出して高いです。

というかお医者さんとその他大勢みたいなイメージ。

 

なので、お医者さんがOKというとそれで良いみたいな風潮はあるみたいです。

お薬の飲み方や量なんかでもそうです。

 

今回話題にしている自由診療のダイエット薬なんかもそうですね。

医療では明らかにNGなお薬の使い方です。

国もメーカーも薬剤師も大多数のお医者さんも認めていません。

 

でも自由診療でお医者さんがOKならそれでOKになっているんです。

大々的にネットでも広告していますよね。

 

なので、基本的には糖尿病治療薬をダイエット薬として使うことは法律的には良いのでしょうけれども、、、

 

この辺りがどうしても私のような一般人には理解不能です。

とはいえ、このようなお医者さんはごく一部です。

ほとんどのお医者さんはお薬を適切に患者さんにお渡ししてくれます。

病的にBMIが高くてどうしても体重を減らす必要がある場合なんかはよいかもしれません。

こういう診療の仕方があることを知れたのは良かったです。

 

~まとめ~

今回は医療におけるダイエット薬に関してお話ししました。

少しややこしい感じになりましたね。

基本的には普通にお医者さんで出る薬の中にはダイエット薬は1つ位です。

でも自由診療という名の下で、糖尿病薬などがダイエット薬として市場に出回っています。

お医者さんがOKというから良いんだという考え方もありますが、、、

やっぱり予期せぬ副作用などのリスクがあるのでオススメできないとのこと。

次回以降で詳しく見ていきましょう。

最後まで見てくださってありがとうございます!!

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