きれいに痩せたい人必見!シナモンでダイエットサポート
シナモンはスイーツづくりによく使われる身近なスパイスですのでご存知の方も多いですよね。
シナモンティーやアップルパイなどにも使われるシナモンは、強い香りをもち味に深みが増します。
でもあまりシナモンがどういう効果を体にもたらすのかは知らない人は多いはずです。
体にとってさまざまなよい効果があるのですが、実はダイエットにも適していることがわかっています。
そんなにシナモンがダイエットにいいのであれば、ぜひとも活用したいですよね。
今回は、シナモンのもつダイエット効果について、その成分などをくわしく見ていきましょう。
脂肪細胞を縮小し、血糖値も下げる
ダイエットの成功には、食後の血糖値の急激な上昇を抑えることが1つの大切なポイントです。
一般的に、シナモンには血糖値を下げる働きがあると言われており、インスリンの過剰分泌を抑えることによります。
さらに、シナモンはすでに体内に蓄積されている脂肪細胞にもアプローチしてくれます。
脂肪細胞が大きくなるのに待ったをかけ、脂肪細胞が膨らまないように抑えてくれるのです。
これにより、体内の中性脂肪が減り、コレステロール値も下がる可能性があります。
メタボ体型の人は、シナモンを摂取して中性脂肪をおさえながら運動するのがオススメです。
下にも書いていますが、シナモンは循環・代謝系にもよいサポート作用があります。
シナモンは、ぽっちゃりおなかの膨らんだ脂分にもアプローチしてくれる、まさにダイエットスパイスなのです。
「シンナムアルデヒド」による脂肪分解
シナモンのダイエットサポートで注目すべき成分は、『シンナムアルデヒド』です。
シンナムアルデヒドは『ザ・シナモン』といった香りを作っている成分です。
しかし、よいのは香りだけではありません。
このシンナムアルデヒドこそが、脂質代謝を向上させて脂肪を燃焼させてくれるサポート成分だと一般的に言われています。
さらに、シンナムアルデヒドはエネルギーの代謝に関与する繊維芽細胞成長因子「Fgf21」や脱共役タンパク質1「Ucp1」といった成分を増やすことも知られています。
その結果、おなかにたまった余計な脂分は分解され、エネルギーへと変換されます。
シナモンに含まれるシンナムアルデヒドは、香りだけでなく、脂肪分解パワーを兼ね備えたダイエット成分なのです。
シンナムアルデヒドが含まれる食材は、シナモン以外にあまりありません。
シナモンは紅茶や料理にも使いやすいですので、気軽に摂取することができます。
腸の働きを活性化して便秘解消
シナモンには、腸内環境を整えるサポートもあると言われています。
古くから漢方薬としても使われており、シナモンを摂取することで食べ物の吸収がよくなるとされていました。
現在でも「桂皮」というシナモンとは少し木の種類が違うだけの素材が漢方に活用されています。
漢方薬としても使われるくらいいろいろな効果があるということです。
そもそもの前提として、太りやすい人は便秘気味であるケースが多いです。
便秘が続くと体内の老廃物が蓄積されるため、代謝が悪くなり痩せにくくなります。
その結果、下腹部も張ってぽっこりとしたお腹になってしまうのです。
しかし、シナモンを摂取することで、その腸内環境のサポート作用により、腸が活性化して快便になりやすくなります。
毎日のお通じがよくなることは、ダイエットに欠かせない要素の1つです。
血行促進による代謝アップとむくみ解消
シナモンには、毛細血管を広げて血の巡りをサポートする働きもあるといわれています。
血液循環がスムーズになると、発汗しやすい体質になり、デトックス効果も期待できるでしょう。
さらに、体温が上がることで冷え性も改善され、むくみ予防にもつながる可能性もあります。
とくに、顔や足においては、むくみが原因で太って見えてしまう人も多くいます。
シナモンに含まれる『カリウム』も、むくみ予防につながる成分として有名です。
カリウムには利尿作用があり、体内の余分な塩分や老廃物を排出できるのです。
血の巡りがよくなると、体内の老廃物も排出されやすくなるので、さらにダイエット効果が高まるでしょう。
美しく痩せたいならシナモン
シナモンには毛細血管を保護する効果もあり、美肌にも効果的な素材です。
過剰な食事制限など、無理なダイエットをすることで肌が荒れてしまう人も多くいらっしゃいます。
無理な食事制限はやめ、シナモンを摂取しながら計画的にダイエットをすることで、美肌を維持しながら減量できる可能性があります。
さらに、毛細血管が強くなると、肌トラブルの予防もできます。
血管を丈夫にして若返らせる力もあるので、アンチエイジングと並行してダイエットに挑めます。
また、寝る前にシナモンを摂取することで、就寝中にきれいな肌を作る手助けにもなるのです。
美しく痩せたいのであれば、就寝前にシナモンを取り入れるといいでしょう。
ちなみに、シナモンの摂取適量は2~3日に1~3gとされています。
そのため、痩せたいからといって一度にたくさん摂取するのはオススメしません。
内臓に負担をかけてしまい、かえって逆効果になってしまうのです。
さらに、シナモンを選ぶ際には、ベトナムシナモンよりもセイロンシナモンのほうが内臓負担も少なく済むのでオススメです。
~まとめ~
シナモンには一般的に血流促進や腸内環境の活性化、さらに脂肪分解サポートなど、非常に多くのダイエット効果があることがわかりました。
ダイエットに重要なカリウムやシンナムアルデヒドといった成分が含まれていることもポイントです。
また、シナモン自体にあまりカロリーは含まれていないので、気軽に摂取できることも魅力の1つですね。
シナモンはお菓子に含まれることが多いですが、果物に振りかけたり、シナモンティーとして摂取したりすれば、低カロリーでとてもヘルシーです。
りんごやバナナに振りかけて、朝食として食べる方法もおすすめですよ。
私は余分なカロリーを取りたくないのでそのまま飲んでいましたが…
手軽なダイエット食として、ぜひシナモンを試してみましょう。