ダイエットにおけるヒハツの役割

ダイエット効果のあるスパイス・ヒハツの効果に迫る

みなさんは『ヒハツ』というものを聞いたことがありますか?

近年、ダイエットに効果的として注目を浴びているのがヒハツです。

ヒハツを服用すると体がポカポカして汗がドッと出るという声もあるほど。

燃焼系のダイエットサプリメントにはなくてはならない成分になりました。

今回は、ヒハツとはそもそも何なのか、なぜダイエットに効果的なのかをくわしくお話しします。

ヒハツとは?

ヒハツというのは、昔からあるスパイスの一種です。

紀元前6~5世紀に古代ギリシャ、ヒポクラテスによってもたらされ、薬として使われてきたといわれています。

インドなど東南アジアに分布しているコショウ科ツル性木質植物で、果実部分がスパイスとして利用されます。

コショウに似た風味をもっていることから、コショウの代用としても使われてきました。

果実は多肉質で長細い形状になっているので、ロングペッパーとも呼ばれています。

実は、沖縄料理でもヒハツは用いられており、沖縄では「フィファチ」「ヒバーチ」「島コショウ」などと呼ばれています。

ゴーヤチャンプルやソーキ蕎麦などにも使われ、珈琲のなかに入れることもあるのです。

ヒハツは、コショウと比べて刺激的な辛味があるのが特徴です。

少し入れるだけでアジア料理、南国料理のような味わいになります。

また、ヒハツはスパイスとして香りがいいだけでなく、健康効果も非常に高いといわれています。

ヒハツとは

ヒハツは栄養価も高い

ヒハツは、スパイスでありながらも、

『ビタミン』

『ミネラル』

『アミノ酸』

『ポリフェノール』 etc.

などの健康成分が豊富に含まれているのが特徴です。

インド伝統医学として知られる「アーユルヴェーダ」でも、古くから体の冷えを取る薬草として使われてきました。

そのため、現在でもインドではスパイスとしてカレーやピクルスに使われているようです。

 

ヒハツには『ピペリン』という健康サポート成分も含まれています。

ピペリンには傷んだ毛細血管を修復し、血流をよくする効果があるのです。

テレビ番組でも毛細血管の働きを強化すると放送されていましたよね。

血流が改善されることによって、冷えの改善にも役立ちます。

通常、血流が悪い状態では各細胞へ酸素がうまく供給できなくなります。

そのため、体や内臓が冷えてしまい、太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。

いわゆる『燃えにくい体』というやつです。

ヒハツには冷えを解消して太りにくくて痩せやすい体へ変化させる効果があるといえます。

ピペリンは黒コショウにも含まれているのですが、ヒハツがもっともピペリンを含んでいます。

その点も、燃焼効果が高いスパイスとして注目を浴びている理由の1つです。

ヒハツは栄養価も高い

ヒハツのピぺリンによるダイエット効果

ヒハツのピぺリンによるダイエット効果

ヒハツは、さまざまな効果が期待できるスパイスです。

先ほど説明したとおり、血行がよくなることで冷え性の改善にも効果的です。

さらに、凝り固まった筋肉をほぐす効果もあり、肩こりにも効果があるといわれています。

また、末梢血管の血流もよくする効果があるため、むくみ改善にも役立ちます。

血流がよくなることで体温が上がるため、全身の新陳代謝が上がっていくのもヒハツの魅力です。

代謝が上がるとエネルギーの燃焼効率もよくなります。

そのため、ダイエットにも大きな効果があると考えられているのです。

 

また、糖質制限ダイエットを行っている方には必須の成分です。

糖質制限ダイエットは糖質を減らす事で脂肪をエネルギーとして利用し、結果として痩せていくというメカニズムです。

しかし同時に筋肉も燃やしてしまうのです。

筋肉が減ってしまうと、徐々に代謝が低下するという事が問題になります。

ダイエットが停滞するというやつです。

そのため、ヒハツを上手に活用することで、代謝を落とさないようにして、停滞期がなくダイエットを続けられるようになります。

日頃のウォーキングや有酸素運動とあわせてヒハツを摂取すれば、より効率的なダイエットになるでしょう。


美容効果やアンチエイジング効果も抜群

ヒハツには、『Tie2』と呼ばれるタンパク質受容体を活性化させる効果があります。

Tie2が活性化すると、血管の老化を防ぐことができると現代医学で考えられています。

この活性化には『アンジオポエチン-1』という物質が必要となります。

そして、ヒハツはまさにこのアンジオポエチン-1と同等の働きをするといわれています。

アンジオポエチン-1の分泌は加齢とともに減少してしまいますが、ヒハツによってTie2を活性化させることが可能です。

Tie2が活性化することにより、血管の老化を防ぐことができます。

毛細血管が元気になると、顔色がよく見えたり、健康的な髪もサポートします。

循環がよくなるのでむくみやシワなどもサポートしてくれます。

さらに、コラーゲンなどのうるおい成分が生成される「繊維芽細胞」を増殖させる効果もあり、アンチエイジングにもつながります。

ヒハツを活用したおすすめダイエット

ヒハツはスパイスですので、お料理に加えてもおいしくいただけます。

スーパーでも市販で販売されていますので、見かけた際はぜひ購入してみましょう。

コショウの代用として使われているものですから、コショウを使う料理に使えます。

私も最近はサプリだけではなくヒハツも大量に料理で使うようにしています。

結構あたたまる感じがしてコショウとは少し違うなと実感しています。

ただし、独特のクセ、香りがあるのでサラダにはあまりオススメできません。

スープに入れたり、麺類、炒め物に入れたりするのがオススメです。

コショウも同様ですが、消化器官への刺激が強いので、過剰摂取は控えましょう。

胃痛になる可能性もあるので、摂取量には注意も必要です。

1日の摂取目安は1g程度なので、小さじ2分の1程度の量に留めておくといいでしょう。

『毎日の食事とかでヒハツを使うのを考えるのは難しい!』

と思った方はサプリメントがオススメです。

燃焼系のダイエットサプリにはいくつかヒハツを配合したものがあります。

サプリメントを使うことで、毎日気軽に必要量が摂取できます。

すぐにヒハツを試したい方はサプリメントからでも良いと思います。

ヒハツを活用したおすすめダイエット

~まとめ~

今回はヒハツという成分についてご紹介しました。

ヒハツは、燃焼系の代表的な成分です。

食べるとポカポカして汗がドッと出ると有名です。

ヒハツに含まれるピペリンが、冷え性やむくみ改善、肩こり、お肌をサポートしてくれます。

さらに、めぐりをよくして体温を上昇させ、代謝をサポートします。

余分な脂分が燃えやすい体になり、女性の悩みを解決するのに最適なスパイスです。

ヒハツは料理で使うのもよいですし、サプリメントを活用するのもオススメです。

適切にダイエットに活かしましょう。

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