サプリメントを選ぶのは案外難しい
サプリメントを購入しているみなさんは選ぶ時に何を基準にしていますか?
サプリメントの価格設定については考えたことがあるでしょうか?
サプリメントの価格設定について知っておけば、品質のよいサプリメントを見極める知識として役立ってくれます。
サプリメントで重要なのは価格よりも原価になってきます。
自分が使っている商品がどのくらいの原価率なのかを想像して、いろいろと検討してみましょう。
またサプリメントを選ぶ際のちょっとしたコツもお教えします!
サプリメントは原価率が重要
サプリメントを購入する際に、価格の安さで選んでいる人もいるかもしれません。
たしかに毎日飲むものですから、安い方がお得と考えますよね。
でも、低価格のサプリメントのなかには劣悪なサプリメントも多いのも事実です。
逆に、あえて値段の高いものから選ぼうという人もいるでしょう。
しかし、価格が高いサプリメントが必ず高品質かといえば、決してそうでもありません。
サプリメントの価格を重視するなら、価格そのものよりも、原価率を意識してみるとよいでしょう。
サプリメントの販売価格のなかには宣伝費などが含まれています。
そのため、原価率が低い方が利益も大きくなるのです。
そして、サプリメント関連の商品の原価率ですが、おおよそ25%以下を目標にしていることが多いです。
原価率を25%以下に設定すれば、しっかりと利益を出していくことが可能になります。
また、通販会社などでは原価率が30%を超えると赤字になってしまうといえわれており、非常にシビアな世界であることがわかります。
このような状況を考えてみれば、単純に価格だけを見てサプリメントを購入するのは危険であるということがわかるのではないでしょうか。
自分が購入しようと思いっているサプリメントは、どのくらいの原価率で作られているのかを意識することによって、品質のよさを想像することができるのです。
どんなに高いサプリメントであっても、原価率が低ければ期待するほどの効果を得られない可能性があります。
有名会社のサプリメントはコスパがよいものが多い
サプリメントは有名会社ほど安く作れるということを覚えておきましょう。
なぜ有名会社のサプリメントは安く作れるのかというと、大量生産が可能になるからです。
有名会社のサプリメントは数多くのリピーターがいるので、大量生産をしても在庫を抱えるリスクを最小限に抑えられます。
また、大量生産をした方が生産コストを抑えることができます。
これは実際にサプリメントを作ったことがある人しか分かりにくいことですが、生産量を増やすとかなりコストが下がります。かなりです。
弊社のサプリメントは元々成分の量が多くて原価率が異常に高いということと、この生産量を有名企業ほど作ることができないので、なかなか難しい部分があります。
有名会社はその知名度を最大限に活用し、大量生産を行いながら生産コストを抑えることができます。
このことからわかるのは、単純に安いというだけで、劣悪な商品であると決めつけるのも危険ということです。
安いサプリメントがあったら、どんな企業が作っているのかを確認してみることも大切になります。
有名な大手企業が作っているような場合は、企業努力をしているからこそ、低価格で抑えることができるという考え方をもっておくとよいでしょう。
宣伝広告費はかなりのコストになっている
サプリメントの原価で原料以外で大きなものとしては宣伝広告費があります。
宣伝広告費は各社によって力の入れ方が変わってきますが(悲しいことに弊社では、原料の原価率が高すぎて、宣伝広告費にコストをかけれません、、、)、数十%かけているところもあると聞きます。
サプリメントのような商品は、様々な会社が販売していますので、宣伝の仕方が非常に重要になってきます。
テレビCMなどは非常に高額な費用がかかる広告になります。
Yahoo!やGoogleで検索した時に上部に出てくるリスティング広告というものもあります。
Instagram、Twitter、Facebookなどの各種SNSで表示される広告もあります。
商品を売るためには、まずは世の中の人に知ってもらうことが大切です。
サプリメントをたくさんの方に知ってもらい、買ってもらうためには目立つ広告を打たなければならないのです。
広告にもよりますが、かなりの費用をかけている会社が多いといわれています。
広告宣伝費を抑える工夫をしている企業に注目
サプリメントには膨大な広告宣伝費が必要なことがわかりました。
そこで注目したいのが、広告宣伝費をなるべく削減しようと努力している企業になります。
広告宣伝費を抑えることを工夫している企業は、サプリメントの原価率についても高い傾向があります。
また、宣伝費を抑えることによって有効成分をたくさん入れたり、研究に時間をかけたりできるなど、よりよいものを作ることができるようになるのです。
たとえば、自社サイトのみで販売するといった企業もありますし、メールマガジンなどを定期的に送りリピート購入を増やしたり、定期購買にしたりなど。
こういった手法で余計な広告を打たずに宣伝費を抑えるといった戦略をとる企業もあります。
難しいですが選び方のコツはこんな感じ
選び方のコツとしては、まずはサプリメントの販売会社を見ましょう。
誰も聞いたことのない会社の私が言うのもなんですが、有名どころの企業であればあまり問題はありません。DHCさんとかですね。
次に、配合成分を見てください。
配合成分がビタミン剤みたいな一般的なものか、他のサプリにはないオリジナルなものかをチェックしましょう。
一般的なものであれば他のサプリと比較することができますのでコスパがよいかを判断できます。
どこにもないオリジナル成分のサプリメントであれば他と比べることができないので、次の判断基準に進みます。
配合成分の量をチェックしましょう。
書いていないものはまずNGです。
ほんのちょっとでも入っていれば大々的に『○○配合!』と書けるからです。
自信があるなら配合量はまず書くはずですよね。
配合量が書いていない場合には、どうすることもできませんが、ある程度推測する方法もあります。
それは配合成分の順番を見ることです。
サプリメントの配合成分は、配合量の多い順に書くことになっていますのでなんとなくは多いか少ないかはわかります。
例えば、1粒200mgのカプセルで、原材料名に還元麦芽糖水飴、デキストリン末、サラシアエキス末と書いてあるとします。
そうすると、大事な成分のサラシアが少なくとも200mgより少なくて、なおかつ水飴とかデキストリンより少ないと分かります。
この場合は、結構少ないんだなという推測ができます。
とはいえここはなかなか推測するくらいしかできないので、やはり成分量が書いていないものは個人的にはNGです。
あとはあなたがどのような検索からその商品を見つけたのかということです。
例えば、Yahoo!やGoogleでの検索で、いわゆるリスティング広告枠からその商品にたどり着いた場合は注意が必要です。
検索のトップに出てくるような商品はかなりの広告費をかけていると思われます。
ということは、その分をサプリメントの価格に反映させているはずです。
その場合は、販売している企業や配合成分、配合量をちゃんとチェックしてみましょう!
なかなか自分にあったサプリメントを選ぶのは難しいですが、もし疑問点などあればお問い合わせからご相談ください。
~まとめ~
サプリメントの価格設定を確認する場合、原価率が重要なことがわかったはずです。
また、なるべく原価率を高くするような企業努力をしている企業がどんな特徴をもっているかについてもわかったのではないでしょうか。
サプリメントを販売している企業の販売戦略なども考えることが、質の高いサプリメントを選ぶために重要な要素になってくるのです。
値段だけを見てしまうと、思わぬ失敗をしてしまう場合があります。
そのため、販売している会社、配合成分量、配合成分の書かれている順番なども意識する必要があります。
自分の体質に合ったものを選ぶことも重要ですので、しっかりとした基準をもって選ぶようにしましょう。