実はアンチエイジングとダイエットには密接な関わりがあります
ダイエットをやっていてもあまり効果を実感したことがない人は案外多いものです。
若いころはすぐに痩せることができたのに、最近ちょっと、、、と思っている人も少なくはないですよね。
アンチエイジングを意識すると結果は大きく変わるかもしれません。
ここでは、アンチエイジングとダイエットとの関係についてお話しし、今までとは違った視点でダイエットについての大切なポイントについてお話しします。
アンチエイジングってなんのこと?
アンチエイジングとは老化抑制や抗老化のことです。
近年、医療や美容・健康分野で注目されている言葉になります。
年齢を重ねることによって起こる老化の原因を抑制することで、身体の機能的な衰え (老化)を予防したり、改善することです。
老化予防と意味合いが似ていますが、より積極的な若返りというニュアンスが最近では強くなっています。
何歳になっても若々しく、そして美しく見られたいのは男女共通の望みですよね。
しかし、アンチエイジングが必要なのはお肌や髪などの外見の部分だけではありません。
血管がもろくなったり、筋肉が低下したり、内臓脂肪が増えてきたりといった、体の中の問題もあります。
老化の原因は多くありますが、進行を早める大きな原因の1つに活性酸素があります。
アンチエイジングを考える上で、歳とともに増えてくる活性酸素をどのように減らすことができるかが大切です。
活性酸素が増えてくると、お肌の細胞を傷つけシミやシワの原因になったり、脂肪を燃焼する力が弱くなるので太るのが止まらなくなります。
歳をとることはだれにも避けることができません。
しかし、それをできるだけ遅らせることはできます。
アンチエイジングについて意識することはとても大事なことだと考えます。
アンチエイジングとダイエットの関係
もちろん例外はありますが、基本的に年齢を重ねるにつれて脂肪が蓄積します。
ぽっちゃりとした締まりのない体になりやすくなります。太るのも止まりません。
年齢とともに増えてくる活性酸素は、脂肪の分解で力を発揮するミトコンドリアを傷つけます。
ミトコンドリアの機能が十分に発揮されないと、どんどん脂肪がたまってきます。
これが年齢とともに太るのが止まらなくなる理由といわれています。
『年齢を重ねる』
↓
『活性酸素が増える』
↓
『脂肪分解能力が落ちる』
↓
『太るのが止まらない』
こういう感じですね。まさに今の私がこの真っただ中といった感じです。
これはヒトとしての自然な流れです。
何もしなければ、、、、です。
そこで私たちが考えたのは、この流れの中で増えた活性酸素をいかにトラップできるかということです。
『増えすぎた活性酸素にアプローチする』
↓
『アンチエイジングにより脂肪を分解してくれるミトコンドリアを守る』
↓
『ダイエットにつながる』
ということで、アンチエイジングを意識することは年齢とともに太るのが止まらない方には大事な考え方です。
年齢とともになんだか痩せにくくなってきた。
ダイエットを何度もしているけどなかなかうまくいかない。
このような方は、活性酸素にアプローチするエイジングケアも同時に取り入れてみてはいかがでしょうか?
アンチエイジングに大事なのは食生活・生活習慣・運動!
アンチエイジングに必要なのは、ちゃんとした食生活、ちゃんとした生活習慣、適度な運動です。
なんだあたり前のことじゃない。とお思いかもしれません。
そうです。普通にあたり前のことですよね。
ただ、これらを正しい方法でやり続けることは案外難しいものです。
まずは食生活から簡単にお話しします。
食生活で意識することは、1日3食規則的に食べること、腹八分目を意識すること、抗酸化活性力のある食べ物を食べるということです。
抗酸化活性力のある食べ物とは大豆などの豆類や、緑黄色野菜、緑茶などです。
それぞれイソフラボン類、βカロテンやビタミン類、カテキンやタンニン類などの強力な抗酸化活性力のある成分を含んでいます。
出来るだけ、3度の食事でこれらの食品を規則ただしく食べる必要があります。
ただ毎日、毎食、これらを意識し続けることはなかなか難しいものです。
しかも活性酸素は主に3種類ありますので、これらすべてにアプローチできる食材を考えないといけません。
詳しくは『実は活性酸素は1種類じゃない!?』に書いてありますが、なかなか食事だけでは対応しにくいという方は、抗酸化活性力のあるサプリメントを考えてもよいと思います。
生活習慣を見直そう!
活性酸素の増加は食事だけでなく生活習慣にも大きく影響されます。
主にストレス、睡眠不足、喫煙習慣などを意識しましょう。
人はストレスを感じると一時的に血流が悪くなり、血流が元に戻るときに活性酸素が発生するといわれています。
慢性的なストレスにさらされていると活性酸素がどんどん増えていきます。
また、ストレスにより成長ホルモンや女性ホルモンの働きも悪くなり、エイジングが進むことになります。
しかし、ストレスをなくすことは現代社会ではとても難しいですよね。
この部分はすぐに対応するというのは大変かもしれません。
睡眠もアンチエイジングにとても大切です。
睡眠不足が続いてくると、活性酸素が増加することが分かってきています。
また、夜間は多くの成長ホルモンや女性ホルモンが泌されるので、睡眠時間がずれてくると細胞の代謝なども悪くなります。
夜更かしの習慣がある人は早いうちにあらためましょう。
喫煙習慣に関しても大切です。
最近はタバコを吸う人はかなり少なくなりましたが、私が新入社員の時は事務所や休憩所、食堂などでタバコをプカプカ吸うのは当たり前の時代でした。上司の顔がタバコの煙で見にくくなるときも、、、
そもそもタバコの煙自体に活性酸素が多く含まれるほか、喫煙自体も体内で活性酸素を発生させます。
タバコの成分を体が有害だと感じて、それらを攻撃するために活性酸素が多く出るのでしょう。
また、喫煙は活性酸素を除去してくれる成分であるビタミンCを多量に消耗してしまいます。
こうなると喫煙自体で活性酸素が多くなり、それを除去する成分も少なくなる悪循環になり、余計に体がサビる方向に進んでしまいます。
ということで生活習慣の改善はアンチエイジングの重要なポイントになります。
生活習慣の改善は簡単そうに考えがちですが、続けることはなかなか難しいものです。
地道にできることからまずは1週間、1カ月頑張ってみましょう!
適度な運動で筋力低下を防ぐための習慣を
運動もアンチエイジングには欠かせない習慣です。
しかし、あまり激しい運動は逆に活性酸素を増やしてしまいます。
適度な有酸素運動と筋力アップを意識した運動を組み合わせてください。
また、適度な運動は抗酸化物質を増やしますので、アンチエイジングには最適です。
適度な運動は、体の循環器系や呼吸器系の機能を高めます。
筋力もアップすると基礎代謝が高まるのでダイエット効果にもつながります。
有酸素運動の代表的なものは、軽めのランニングやウォーキングなどがあります。
筋力トレーニングは腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニングやエアロバイクなどのマシン運動があります。
私は簡単にいつでもできるエアロバイクで運動をとりいれてます。
最近のモデルはタブレット端末を設置出来たりするので、動画を見ながらの「ながら運動」をやりやすくなりました。
ながら運動はあまり運動トレーニングを行ったことがない方には取り組みやすい行動変化です。
無理せず、地道に続けることが大切です。
~まとめ~
ダイエットとアンチエイジングの間には密接な関係があります。
年齢を重ねると活性酸素が増えてきます。
活性酸素が増えすぎると脂肪を分解する能力が落ちるので、年齢とともに太るのが止まらない状態になります。
今までダイエットの効果をあまり実感していない方はアンチエイジングを意識してみましょう。
アンチエイジングには食生活・生活習慣・適度な運動の見直しが大切です。
食事は抗酸化物質を多く含む、大豆や緑黄色野菜、飲み物は緑茶!を意識するとよいでしょう。
生活習慣はストレス、睡眠時間、喫煙に注意しましょう。活性酸素を増やす大きな原因になります。
適度な運動はアンチエイジングに大切な習慣になります。無理しない。地道に続ける。これが大事です。