運動や食事制限だけでなくサプリすら継続できなくなる理由とは
痩せることが健康によいのは誰もが知っていることでしょう。
しかし多くの人はダイエットを継続できず、失敗・リバウンドを繰り返します。
運動や食事制限だけでなく、サプリを飲んでもすぐにやめてしまう人もいるのです。
意外とお思いかもしれませんが、せっかく買ったサプリでさえ三日坊主という人も多いのです。
ここでは運動や食事制限だけでなくサプリを服用するのも継続できなくなる理由について説明しています。
年齢を重ねるとダイエットが難しくなる!?
ダイエットは年齢を重ねるごとにその難易度が増すといわれています。
年齢により基礎代謝が低くなるため痩せにくくなり、さらに体力が低下するため無理ができなくなるのです。
若いころは根性や気合いで頑張ることができても、高齢に近づくにつれて難しくなります。
高齢といっても30代を過ぎたあたりから気力・体力ともに若いころは違ったのにと思うことが増えてきます。
年齢のせいにしてしまい、途中で諦めてしまう人は少なくありません。
年齢を重ねるほどダイエットのハードルは上がるので、若いころから適正体重を維持するようにしましょう。
サプリの継続すらつづかなくなる
歳をとることでダイエットをする気が起こらなくなる人は多いです。
運動や食事制限はもちろん、サプリを飲むダイエットすら続かないという人もいます。
たった飲むだけのサプリですら続けられないのです。いったいなぜでしょう?
飲むくらいかんたんじゃない?
と思った方は多いかもしれません。
でも実際は1カ月もしないうちにやめる人がほとんどです。
それは、サプリを飲むとすぐに効果があると思い込んでいる人が多いからです。
肥満症で唯一治療薬として認可されているサノレックスというお薬があるのですが、薬でさえも服用だけでは効果が見られない場合や効果があるとしても服用後数カ月はかかるのが普通です。
ですから、少し飲んだだけで効果が無いと思ってやめてしまうのではなく、最低3カ月は服用を継続しましょう。
あきらめることに慣れてしまう
あきらめることが習慣化してしまうと、何をやってもうまくいかなくなってしまいます。
運動や食事制限に関しては苦痛を伴うかもしれませんが、サプリを飲むくらいなら誰でもできると思うはずです。
しかし「どうせサプリを飲んでも無駄だ」といった考えが根底にあると、すぐに飲むのをやめてしまう可能性がとても高いです。
人は年齢を重ねるほど、失敗やあきらめといった負の経験が増えてきます。
失敗経験が多いほど、モチベーションも上がらずにあきらめることに慣れてしまっています。
何かに挑戦する際、もっともモチベーションが上がるのは最初だといわれています。
若いころのようなやる気やモチベーションを発揮できなくなるのも、ある意味で仕方がないことかもしれません。
体の衰えの影響でアクティブな活動が難しい
30代と50代では瞬発力や持久力などが大きく変わってくるでしょう。
自分ではまだまだ若いと思いっていても、老化の影響は確実に受けています。
それは体にちょっと無理をかけてみるとわかります。
ウォーキング程度だとわかりにくいかもしれませんが、ジョギングをすれば顕著に認識できるはずです。
若いころのように体が動かなくなり、すぐに疲れるようになります。
さらに疲れがなかなか解消せず、翌朝まで残ったりします。
体の機能が衰えてくると、とくに運動するのが大変になります。
しかし、基礎代謝が衰えてくる年代では運動をまったくしないでダイエットするのは相当に難しいです。
運動をしなければ食事制限の面でより頑張る必要がありますが、食べたいものを細かく制限するのは相当なストレスでしょう。
あまり体を動かさない人は要注意
人間は体を動かすことにより、脳を元気にしたり、心のモヤモヤを解消したりすることができます。
普段あまり運動しない人は、基礎代謝や筋力なども下がってきます。
するとすぐに疲れてしまうので、軽い運動でも続けられなくなるのです。
運動不足が続くとぼんやりしたり、常にだるさや不定愁訴を感じるようになったりします。
ダイエットを成功させるためには、心身ともに元気でなければいけません。
心が不安定になっていると気持ちが後ろ向きになり、投げやりな性格になってしまうことが多いです。
やる気がない状態で無理をしてダイエットを続けるのは並大抵のことではありません。
物事に対してやる理由を考えられる人はどのようなことでも成功しやすいです。
逆にやらない理由を考える人は、望む結果を手に入れることができなくなってしまうのです。
ネガティブな連鎖におちいらないように注意しましょう!
疲労感を覚えると頑張れなくなる
加齢による悩みといえば、疲労の蓄積でしょう。
元気がなくなると当たり前のことができなくなってきます。
不規則な生活を続けていると、40代くらいから強い疲労感を覚えるようになります。
疲労感があるとイライラして、物事を悪い方向に考えるようになります。
また、運動はもちろんですが、食事制限もなかなか続けることも難しくなります。
驚くことに疲労感があるとサプリを飲むことすら面倒になってしまうことも多いです。
なんだか毎日疲れてダイエットもやる気力がないよ。
という方は、まずは疲労感を消すような取り組みが必要です。
滋養強壮などですね。
疲労をできるだけ残さないようにするためには、以下に示すような対応が良いと思います。
①ビタミンCなどの抗酸化活性力のある成分を含む食事やサプリメントを摂取する。
②鶏肉に多く含まれるイミダゾールジペプチドを上手く食事やサプリメントで取り入れる。
③出来るだけ毎日軽い運動でもよいので行う。
毎日なんだか疲れてやる気にならない方はお試しください!
~まとめ~
心ではまだ若いと思いっていても、体は確実に老化の影響を受けています。
年齢を重ねてからのダイエットはとくに失敗しやすいといえわれていますが、その理由の1つに疲労感があります。
人は疲労を覚えると前向きに考えることが難しくなり、行動も消極的になってしまうのです。
やる前から諦めてしまう人が増えてくるので、運動や食事制限の成功率が低くなります。
サプリを飲んでも数日しか続かないという人もいるでしょう。
ダイエットだけを考えるのではなくて、「抗疲労」+「ダイエット」も考える必要があります。