ダイエットを成功させるには必ず失敗する方法を避けることが大切
必ず失敗するダイエットがあることをご存知でしょうか?
どんなに頑張っても痩せられない、また痩せてもリバウンドするという人は、失敗するダイエットを続けているのかもしれません。
ダイエットをして健康的に痩せるためには、成功できるダイエットを選ぶことがポイントになります。
ここでは間違ったダイエットやリバウンドを回避するためのコツについて紹介しています。
知らず知らずのうちに失敗する方法を実践していた人は、これを機にやり方を変えてみましょう。
我慢するダイエットは長続きしない
人によって最適なダイエットが異なるように、失敗するダイエットも人それぞれです。
一人ひとり体質や生活習慣、年齢などが異なりますから、人気のダイエットだからといえって必ず成功するとは限りません。
少なくとも、我慢や苦痛などを感じるような方法は避けたほうがよいでしょう。
無理をして痩せることができても、痩せた状態を維持するにはその無理を続けることになるからです。
しかし、人間は何年も我慢をし続けることはできません。
ストレスに負けてダイエットを止めてしまうと、大きくリバウンドしてしまうのです。
テレビに出ている芸能人がダイエットプログラムを実践して大幅に減量しても、しばらく見ないうちに元の体型に戻ってしまったというニュースをよく耳にすることも多いでしょう。
芸能人といえども、無理なダイエットをすれば高い確率で失敗するのです。
目的をもたずに漠然と挑戦してもダメ
ダイエット成功の秘訣は何よりもモチベーションです。
痩せればお気に入りの服を着られる、好きな異性に告白できるかもしれない、医師から生活習慣病を指摘されたので痩せたいといった目的が必要になります。
人は目的があるからこそ計画を立てることができ、目的に向かって少しずつ進んでいけるのです。
なんとなくダイエットを開始しても失敗しますし、一時的に痩せたとしてもすぐにリバウンドします。
ダイエットをするならば、痩せることによるメリットを紙に書き出してみましょう。
痩せるメリットを多く挙げられる人ほど、成功率が高くなると考えてください。
無理な食事制限は危険
食べなければ痩せるのは自然の摂理ですが、現実的にこれを続けるのは大変でしょう。
食べることは多くの人にとって、一番の楽しみだといわれています。
たとえばスポーツにまったく興味がない人は大勢いますが、食べることに興味がないという人はあまり聞いたことがありません。
おいしいものを食べているとき、人は幸せな気持ちになれるのです。
食事制限は痩せるために必要なものですが、過度に制限してしまうと大きなストレスが溜まります。
ストレスは食欲を増進させることがあり、ひとたび暴飲暴食のスイッチが入れると食べる量が劇的に増えてしまうのです。
痩せようとしたのにさらに太ってしまったという人も少なくありませんので、決して無理をしないようにしてください。
普段は制限をしているという人も、週に数回くらいは食べたいものを食べましょう。
筋肉を落とす方法は失敗する
必ず失敗する方法として、必要以上に筋肉を落としてしまうというものがあります。
筋肉は脂肪よりも重いものですから、減らせば減らしただけ体重は軽くなります。
一方で筋肉には基礎代謝を維持する働きがあるので、筋肉を落とし過ぎると脂肪が燃えない体になってしまうのです。
短期ダイエットはかなり失敗しやすいダイエットといわれていますが、これは必要な筋肉まで落ちてしまうことに原因があります。
筋肉を残しつつ痩せるためには、じっくりと時間をかける必要があります。
少なくとも半年ほどの時間をかけて、少しずつ脂肪を落としていきましょう。
朝食を抜くダイエットには注意
ダイエットのために朝食を抜いている人は少なくありませんが、この方法で逆に太ってしまったという方もいるのではないでしょうか。
人間の脳がもっともカロリーを欲するのは朝といわれています。
たとえば18時に食事をした場合、翌日の7時に朝食を摂れば、13時間ぶりにカロリーを摂ることになります。
しかし朝食を抜いてしまうと、正午までさらに5時間も脳を我慢させることになってしまうのです。
脳は我慢をするほどその欲求が爆発するという性質があり、結果的に昼食と夕食を食べ過ぎてしまう可能性があるのです。
朝食を抜いて一日二食にしている人は、なるべく一日3食に変えてみるようにしてください。
~まとめ~
精神的に苦痛を伴うダイエットは総じて成功率が低いです。
我慢を強いられる方法は苦痛を伴うので、継続することができなくなってしまいます。
無理をしない方法を選んだうえで、目標をしっかりともってダイエットに臨んでいきましょう。
また、必要以上に食事制限をすると、大きなストレスによりリバウンドリスクを高くしてしまいます。
なるべく無理をせず、摂取カロリーをうまくコントロールしながら日々の生活を管理するようにしましょう。