ズバリ!あなたの太る理由を教えます!~外因編~
なにもしていないのに、最近なぜか太ってきた…と感じている方もいるのではないでしょうか。
本当になにもしていないのかと振り返ったとき、「もしかしたらこれが原因かも…」と心当たりがある人も多いかもしれません。
太るときには必ず原因があり、その原因がなんなのか、自分で正しく知ることが大切です。
ここでは、なぜあなたは太るのか、その外因に注目して紹介します。
運動をしなくなるのが太る原因
とくに学生の頃など、授業の中にも体育があり、部活動や休み時間には友達と一緒に走り回ったり遊んだりしてしていた方も多いでしょう。
自分で意識をしなくても、普段から運動する機会があり、気づかないうちに太りにくい体になっていた方も多いはずです。
しかし、社会人ともなると体を動かす仕事に就いている方は問題ありませんが、事務やSEといったデスクワークに就いている場合、運動する機会は大幅に減ります。
とくに、足腰はデスクワークでほとんど使わなくなってしまうので、この運動不足が原因で太ってしまう方も多いのです。
年を取ると代謝が悪くなる
年齢を重ねると、10代、20代と同じような運動をしていても、同じように脂肪を燃焼してくれません。
「若いときには同じことをしても太らなかったのに、中年になったらお腹がぽっこりとしてきた」という話はよく聞きますよね。
なぜこんな風になってしまうかというと、年齢とともに代謝が低下するからです。
代謝には「基礎代謝」と「活動代謝」の2種類があります。
そして、このどちらの代謝も年齢とともに減少していきます。
代謝の低下を意識しているため、若い頃に比べて運動を増やし、活動代謝を上げている方もいるでしょう。
しかし、ほとんどの人は若い頃に比べて運動量が減っている傾向にあります。
食生活や生活習慣の乱れ
10代の頃は夜中まで起きることも少ないですし、お酒を飲む習慣もありません。
しかし、社会に出て働くようになると、夜遅くまで接待があったり、夜中にお酒を飲んだりする習慣がついてしまう場合もあります。
このような生活が定着してしまうと、どんどん太りやすい体になってしまうのです。
また、自炊する時間の確保が難しく、仕事の帰りにコンビニやスーパーで惣菜を買って食べている人も多いでしょう。
コンビニやスーパーの惣菜を買うこと自体は問題ではありません。
しかし、パスタや唐揚げ弁当、ホットスナックにフライドポテトなど、糖や脂質ばかり含んだものばかり食べていては、あっという間に太ってしまいます。
さらに、太るだけでなく、「糖尿病」「脳梗塞」「心筋梗塞」などのリスクも伴うので、生活習慣や食生活の乱れにはデメリットしかありません。
自分で意識をして改善しよう
一度自分にとって楽な生活習慣がついてしまうと、いざ改善しようと思っても難しいものです。
痩せるために一気に改善しようとすると、逆にストレスになってしまいます。
焦らずに、少しずつ生活を改善するよう心がけましょう。
普段会社まで電車を使っている方は、少し早起きをして、無理のない範囲は歩いて出勤するだけでも運動になります。
毎日お酒を飲み、糖質の多い食事ばかりと摂っている方は、1週間のうち1日は野菜や魚をメインにした健康的な食事に切り替えてみましょう。
無理はせず、少しずつ悪い習慣を減らしていくことで、健康的で太りにくい生活に近づけるのです。
具体的に太らないために何をしたらいいの?
まずは、毎日食べているもので自分の体が作られていることを意識してみましょう。
糖質や脂質は抑えて、野菜など高タンパク質な食材を積極的に取り入れるのが理想です。
また、食べる順番にもポイントがあります。
血糖値を急激に上げて中性脂肪をつけないために、野菜→タンパク質→糖質といった順番で食べるのも効果的といわれています。
次に、運動する習慣を自分で身に付け、活動量を増やしましょう。
基礎代謝は10代で最盛期をむかえ、30代、40代と年齢を重ねるごとに減少していきます。
そのため、不足した基礎代謝を補うためには活動代謝を増やし、脂肪が燃えやすい環境を作ることが大切です。
休みの日にはランニングをしたり、家ではスクワットやストレッチをしたり、無理のない範囲で運動をはじめてみましょう。
簡単で負担になりにくいラジオ体操などもおすすめです。
とくに、デスクワークをしている方は、立って動けるときには意識的に運動をしましょう。
~まとめ~
運動不足や食生活の乱れは太りやすい原因となりますので、自分で注意しなければいけません。
どれだけ健康に気を使っていても、基礎代謝は年齢とともに減っていきます。
そんな基礎代謝を補う運動ができるかどうかも、太りにくい体型作りにつながっていきます。
食生活ではできる限りバランスを考え、野菜やタンパク質を積極的に摂り、糖質は控えめにしましょう。
そして、週に何度かはランニングやスクワットといった運動を取り入れ、健康的で太りにくい体型を目指しましょう。