ダイエットにおけるコエンザイムQ10の役割

ダイエット効果にも期待大!コエンザイムQ10のパワー!!

コエンザイムQ10は美容系で以前から有名な成分です。

ご存知の方も多いはずですよね。

近年、ダイエット関連でも話題の成分になっているのですが、コエンザイムQ10がダイエットにとても良いサポートをしてくれることはご存知でしょうか?

コエンザイムQ10は、エネルギー産生に効果的に働き、運動による脂肪の燃焼や、基礎代謝が衰えてぽっちゃりが止まらなくなった方に特によいサポートをしてくれる成分です。

今回は、コエンザイムQ10によって得られるダイエット効果や摂取する際の注意点などをご紹介します。

コエンザイムQ10はエネルギー産生に関与する

コエンザイムQ10は、実は私たちのカラダが元々もっている物質であり、体内のエネルギーを作るのに必要な補酵素の1つです。

私たちのカラダを構成しているおよそ60兆個の細胞のなかでエネルギーを作り出しているのが『ミトコンドリア』という細胞です。

コエンザイムQ10は、このミトコンドリアのなかに多数存在しており、肝臓で作られています。

ミトコンドリアのなかでエネルギーを作り出している物質こそが、今回ご紹介するコエンザイムQ10なのです。

ただし、このコエンザイムQ10は20歳前後をピークとして加齢に伴って減少していきます。

さらに、ストレスや激しい運動飲酒偏食といった生活習慣の乱れにおいても減少するといわれています。

現代社会はストレスを多く抱える人が年齢を問わず増えており、現代人にとって大変不足しやすい栄養の1つです。

コエンザイムQ10は、カラダのいたるところに存在し、エネルギーの産生に関わっていますので、減少してしまうと体のあちこちに不調が出てくるのです。

コエンザイムQ10はエネルギー産生に関与する

コエンザイムQ10の名前の意味は?

コエンザイムQ10の「コ」には、『補』という意味があります。

「エンザイム」は『酵素』という意味があるため、「コエンザイム」という名前には『補酵素』という意味があります。

つまりは、酵素を補助する役割をもつ成分ということです。

さらに、コエンザイムQ10の化学構造は「quinone型」といわれており、「イソプレソン」という化学構造が10個あることから「Q10」という名前がつけられました。

酵素というモノはカラダのあらゆる場所のエネルギー反応等に関与している物質です。

そのため補酵素も当然にカラダのあらゆる場所に存在し、様々なエネルギー反応に関与しています。

コエンザイムQ10は365日24時間、カラダのあらゆる場所のエネルギー反応のサポートをしてくれているのです。

コエンザイムQ10はどのように摂取したらいい?

コエンザイムQ10はどのように摂取したらいい?

コエンザイムQ10は加齢やストレスによって減少してしまいます。

そのため特に年齢が40代を超えた方は積極的に摂っておきたい成分です。私もそうですね。

コエンザイムQ10は、私たちの身近にある食材からも摂取が可能です。

たとえば、肉類、魚類、野菜、ナッツ類に比較的多く含まれています、

また、大豆油や菜種油、ごま油にも豊富に含まれています。

なかでもイワシやサバなどの青魚に特に豊富に含まれています

 

コエンザイムQ10の推奨される1日当たりの摂取量は100mgといわれています。

しかし、この摂取量を考えると、食事から摂取できるコエンザイムQ10は非常に微量なものになります。

推奨量を最もコエンザイムQ10が含まれているイワシから摂取しようとすると、毎日約30匹近くを食べる必要があるのです!

これはなかなか厳しいですよね?

そのため、コエンザイムQ10に関しては、必要量を食事から摂取することはできないと割り切った方が良いと考えます。

効率的に摂取するならば、やはりサプリメントを積極的に活用するのがよいでしょう。


コエンザイムQ10によるダイエット効果とは?

コエンザイムQ10によるダイエット効果とは?

コエンザイムQ10は、美容に効果があるだけでなく、ダイエットにも効果的な物質なのです。

コエンザイムQ10には脂肪を燃焼する細胞・ミトコンドリアを働きかせる作用があります。

ミトコンドリアに効率的にエネルギーを消費してもらうことでダイエットへつながります。

 

ダイエット効果が期待できる活用方法は2点あります。

1つ目は、運動とセットで考えることです。

基本的にコエンザイムQ10は、他の素材とは異なり、飲めば痩せるというようなものではありません。

コエンザイムQ10を摂取後に運動することで、体内の脂肪の燃焼をサポートしてくれるのです。

つまり、摂取して痩せるのではなく、運動とセットにして痩せやすいカラダにしてくれるサポート成分と考えるといいでしょう。

 

2つ目は、年齢とともにぽっちゃりが止まらなくなった方の活用です。

このブログで何度も書いていますが、基本的に年齢とともに誰もが太りやすくなります。

それは、年齢とともに増えてくる活性酸素がカラダをサビさせることにより、基礎代謝が衰えてくるためです。

基礎代謝が衰えると、自然に太ってくるばかりか、食事制限や運動をしてもなかなか痩せません。

痩せない体になっていくのです!

そういう方は、コエンザイムQ10の強力な抗酸化作用でカラダのサビをまずは止めることが先決です。

そうすることで基礎代謝によるエネルギーの消費を上げて、痩せやすいカラダに変わっていくのです。


コエンザイムQ10の注意点

結論から言いますと、コエンザイムQ10は飲みすぎない限り特に大きな注意点はありません

一般的にもコエンザイムQ10は、とくに大きな副作用などの心配はないとされています。

医療用のお薬の成分としても長年服用されてきています。

厚生労働省のホームページにも重篤な副作用は報告されていないと記載されています。

不眠や消化不良などの軽度な副作用が起こる可能性がありますと記載されているくらいなので、大量に飲みすぎたりしなければほぼ大丈夫でしょう。

あえて注意するとすれば、一部の抗凝固薬(抗血栓薬)や糖尿病薬と相互作用を起こす可能性があるというくらいですがこれも特に問題はないと思います。

今お医者さんでお薬を飲んでいる方や、気になる点があればお近くの薬剤師に相談してみてください。

健康 炭水化物のとりすぎ注意

~まとめ~

コエンザイムQ10は、私たちのカラダの中に自然に存在する物質です。

エネルギーを生み出す重要な役割があるため、心臓、肝臓、腎臓、膵臓などに多く含まれています。

コエンザイムQ10は20歳を境にして徐々に減少していきます。

そのため年齢とともに基礎代謝が衰えてエネルギーを上手く使うことができなくなります。

太るのが止まらなくなるのです。

青魚や肉類に多く含まれていますが、年齢と共に減少する量をカバーできる量ではありません。

そのため、十分量のコエンザイムQ10を摂取するにはやはりサプリメントの力が重要です。

食事やサプリメントでうまくコエンザイムQ10を摂取し、痩せやすいカラダを手に入れましょう。

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